兵士と武器の選択
スペシャリストの武器




● スペシャリストの武器

 標準兵士とは違い、スペシャリストはそれぞれが個性に富んだ武器を持っています。
 消音仕様のサブマシンガンやオート・グレネード・ランチャーなど、地味な武器から派手な武器までいろいろあります。

 ただし注意しなければいけない点は、「スペシャリストは強い」という単純な考えを持ってはいけないということです。
 スペシャリストと言えども全く場違いな戦闘に参加させれば、全く役に立たないどころかチームの足を引っ張って仲間をも危険にさらしてしまいます。
 また、プレイヤーが操作して初めて真価が発揮されるスペシャリストもいます。

 ここでは、スペシャリスト達と彼らの武器がどのような状況で役に立つか説明します。また必要があればキットの評価もします。





● OICW (30発×10)

 

 スペシャリスト
  Will Jacobs
  Lindy Cohen

 OICWは米軍がM16の後継となる銃として開発していた武器です。(開発計画は頓挫して中止されました)

 銃に取りつけられた小型ビデオカメラによって遠距離の目標を正確に狙撃することができ、高性能爆薬を使用した20mmグレネード・ランチャーは非道とも言えるような性能・威力を持っています。

 ただし、GRでは現実のOICWの性能が正確に反映されているわけではないので、あくまでもゲーム内の武器として紹介します。
 また、OICWは銃とグレネード・ランチャーが合体した武器ですが、以下の説明ではOICWを銃単体、20mmGLをOICWのグレネード・ランチャー単体、OICW/GLを2つを合体させた武器、ということにします。

 OICWの利点はなんといってもズーム倍率の高さです。OICW/GLで3倍、OICW単体使用時で5倍のズームができます。
 ズーム倍率も狙撃精度もアサルト・ライフルの中ではダントツです。
 連射速度も速く、弾丸の収束も良いです。非常に優秀な武器と言えます。是非ともプレイヤーが操作したい武器です。

 OICWの単体使用はズーム倍率が5倍もあり、狙撃の点ではOICW/GLよりも優れた武器であると言えます。
 OICW単体は極端に言えば連射のできる狙撃銃とも言えます。これだけズームが効けば屋外でかなり有利になるでしょう。
 逆に言えば屋内のみの場合はズームが効きすぎるために使いづらいこともあるかもしれません。その場合はM4などを選んだ方が賢明です。



● キット1 20mmGL (6発×2)

 

 20mmGLはM203と同じく着弾と同時に爆発しますが、爆発の効果が及ぶ半径は7mで、M203の8mと比べると少し小さいです。
 しかしOICWの20mmGLはそのデメリットをものともしない特徴があります。

 M203は撃つ度にリロードする必要があります。MM1は次弾を撃つまでに2秒かかります。
 それに比べてOICWの20mmGLは連発することができ、しかも装弾数は6発もあります。

 まさに最強(最悪)と呼ぶにふさわしい、鬼のようなキットです。
 ただし新米モードであっても20mmGLは弾数無限ではないので注意してください。



● キット2 センサー (2個)

 

 屋外で狙撃能力を要求し、かつ屋内で連射能力を要求するような状況ではセンサーを共用することにより、かなり有利になります。

 そのような状況では非常に優れたキットです。



● キット3 M9 SD (15発×5)

 

 狙撃能力もあり、近接戦闘能力もあるOICWと共にM9 SDを持つということは、隠密行動以外にはないでしょう。

 しかしOICWを持って隠密行動をとる機会はあまりありません。

 攻略では使用していますが、実際はあまり役に立たないキットだと言えます。



● キット4 追加弾薬 (30発×5)

 

 新米モードは弾丸が無限なので、追加弾薬を選択する必要は全くありません。





● MP5-SD (30発×10)


 

 スペシャリスト
  Henry Ramirez
  Susan Grey

 MP5はH&K社が開発した非常に優れたサブマシンガンです。
 サブマシンガンとはピストルで使用する弾丸を連射することができる銃です(マシンガンとは別)。日本語では短機関銃と呼ばれています。

 ピストルの弾を使用するためライフルよりは威力が劣りますが、連射速度が高い上に扱い易く、特に市街地や屋内での戦闘に向いています。
 ライフルとピストルの間に位置する武器と考えてもらってもよいです。

 MP5-SDはMP5の消音仕様版です。屋内戦闘での隠密行動に優れています。
 屋外でも目標までの距離が極端に離れていなければかなりの効果があります。ただし一人を倒すのに時間が掛かるでしょう。
 ズーム倍率が低いために狙撃には向きません。

 威力が弱いために、屋外・屋内とも一度に2人以上を同時に相手にするのは非常に難しいです。
 そのため、他の兵士と一緒のチームに入れてコンピュータの兵士に持たせると、知らない間に敵を攻撃し、すぐに倒せないために敵に気づかれてしまい、いつのまにか反撃をくらっているという状況もあります。ですからこの武器はプレイヤーが操作したい武器です。

 なお、Henry RamirezとSusan Greyの副武装は順番が違うだけで内容は同じです。



● キット1 クレイモア (2個)

 

 待伏せや陣地防衛のためにクレイモアを使用するなら全く役に立たないキットだと言えますが、屋内戦闘でドアを爆破したり、敵を陽動したりするためにクレイモアを使用するなら絶大な効果があるでしょう。

 主武装が消音武器なので、ここでは突入のためのドア爆破よりもむしろ突入直前の陽動のためのキットだと言えます。

 あらかじめ部屋のドアのある位置とは正反対の側に設置し、突入の直前に爆破し、爆発の方向を向いた敵を背中から撃つという手法がとれます。



● キット2 M9 SD (15発×5)

 

 主武装に非常に優れた消音武器MP5-SDを持っているため、M9 SDを持つ必要は全く無いと思われます。

 よって全く必要のないキットだと言えます。



● キット3 追加弾薬 (30発×5)

 

 新米モードでは弾数無限なので、キット3を選ぶ必要は全くありません。



● キット4 センサー (2個)

 

 屋内に突入する前にセンサーを設置し、内部の敵の位置を把握して突入するのは、こちらにとって非常に有利になります。

 とても役に立つキットだと言えます。

 完全な隠密行動をとる場合は、クレイモアよりもセンサーを装備したこのキットの方が良いといえます。
 MP5-SDを持つときのメインのキットになるでしょう。





● SA80 (30発×10)

 

 スペシャリスト
  Nigel Tunney

 SA80はエンフィールドL85A1という名で知られるイギリス軍のアサルト・ライフルです。マガジンをグリップより後方に装着するブルパップ機構が特徴です。

 現実世界では評判が良くないと言われるSA80ですが、GRではかなり優秀な武器です。

 ズームが3倍と他の武器よりも良く、フルオートで撃ちまくっても良く当たります。
 レティクルの収束も良く、振りまわしても短時間で照準を合わせる事ができます。

 非常に優れた武器で、人気があります。

 プレイヤーが操作してもコンピュータが操作しても安心な武器です。



● キット1 M136 (1発×4)

 

 よく当たるSA80にM136という組合わせは、戦車が出るステージでプレイヤーが操作するにはもってこいのキットです。

 このスペシャリストが使用できるようになった後からは、戦車が出るステージでは必須のキットとなるでしょう。



● キット2 FRAG (6個)

 

 M136よりは使用頻度の低い武器だと言えますが、屋外・屋内両方で戦闘を行う場合は便利なキットだと言えます。

 ただしM4とFRAGの組合わせの方が優れているように思えます。



● キット3 爆発物 (3個)

 

 せっかく性能の良いSA80を持っているのに、イベントでしか使用できない爆発物を副武装として持って行くのはもったいないような気がします。

 ミッションに参加させるチーム全員がスペシャリストになる頃にはこのキットも役に立つと思いますが、それまでは標準兵士の爆破工作兵に爆発物を持たせ、このスペシャリストにはキット1かキット2を選択させるのが良いと思います。



● キット4 クレイモア (2個)

 

 クレイモアはドア爆破や陽動の役に立ちますが、このキットを使用することは少ないでしょう。

 悪いキットではありませんが、出番が少ないです。





● L96A1 (10発×10)

 

 スペシャリスト
  Jack Stone

 L96A1はイギリス軍が使用しているスナイパー・ライフルです。

 ボルト・アクションなので連続して撃つには時間がかかりますが、ズーム倍率もまあまあ良く、狙撃精度も良いので下手なオートマチック・スナイパー・ライフルよりも性能が良いです。

 オートマチック・スナイパー・ライフルを持ったスペシャリストが登場するまでは主力となる狙撃銃です。プレイヤーが操作したい武器です。



● キット1〜4

    

 キット1〜4の副武装は標準兵士のスナイパーの副武装と同じなのでここでは省略します。

 ただし、追加弾薬の数は10発×5です。

 「武器の種類 - スナイパー」をご覧ください。





● RPK74 (75発×4)

 

 スペシャリスト
  Guram Osadze

 RPK74はAK74をベースにして作られたソビエト軍の分隊支援火器(ライト・マシンガン)です。
 大きな特徴として、単発でも撃てるというメリットがあります。

 しかし全体的に総合した性能は最悪で、マガジンの装弾数も少ないのですぐにリロードしなければならず、弾薬も少ないように思えます。
 単発でも撃てるというメリットはありますが、伏せて撃たないとまともに命中しません。

 できればプレイヤーが操作したくない武器です。それ以前にあまり役に立たない武器です。
 いくらスペシャリストとはいえ標準兵士のM249の方がまだマシです。

 もしミッションに参加させるならコンピュータに操作させたほうが良いかもしれません。



● キット1〜4

    

 キット1〜4の副武装は標準兵士の援護兵の副武装と同じなのでここでは省略します。

 ただし、追加弾薬の数は75発×2です。

 「武器の種類 - 援護兵」をご覧ください。





● MP5 (30発×10)

 

 スペシャリスト
  Klaus Henkel

 MP5はH&K社が開発した非常に優れたサブマシンガンです。

 現実では非常に優れたサブマシンガンであるMP5ですが、屋外での戦闘が多いGRでは消音機能の無いMP5はあまり役にたちません。

 屋外での狙撃精度はズームが効かないこともあり、あまり良いとは言えず、屋内での戦闘ではMP5-SDより少しだけ性能がいいだけです。

 ただし副武装が良いので、戦闘には参加させず完全な雑用役で参加させて、MP5は護身用と考えても良いでしょう。

 プレイヤーが操作したい武器です。と言うよりは、プレイヤーが操作しないと大変なことになる武器です。



● キット1 爆発物 (3個)



 このキットを選ぶ場合は、他の部隊が爆発物を設置するエリアを制圧するまで安全な場所で待機させ、エリアの安全が完璧に確保された後に設置にいくという形になると思います。

 ただし、もしその作戦でいくとしても、M4を持った標準兵士の方が遥かに有利です。

 あまり役に立たないキットです。



● キット2 M9 SD (15発×5)

 

 非常に微妙です。

 もちろん屋外では全く役に立たないキットです。

 屋内で隠密行動をとる時にM9 SDが役に立つかもしれませんが、それだと屋内で活躍できるMP5を持っている意味があまりありません。

 屋内で隠密行動をとるならMP5-SDの方が遥かに優れています。あまり役に立たないキットです。



● キット3 クレイモア (4個)

 

 屋内戦に強いMP5を持ち、かつドア爆破や陽動の役に立つクレイモアを持つ事は非常に有意義なのです。

 しかしながら、Henkelが登場した後のミッションではそのような状況があまりありません。

 作戦モードではあまり役に立たないキットだと言えます。



● キット4 センサー (4個)

 

 GRの中で、最も多くセンサーが持てるキットです。

 Henkelのキットの中で唯一役に立つキットです。逆に言えばこのキットしかましなキットがありません。

 センサーが4つもあるので役に立つ場面もあるでしょう。

 センサーのためのHenkelと考えても良いです。





● M16 (30発×10)

 

 スペシャリスト
  Buzz Gordon

 Buzz Gordonの武装は標準兵士のライフル銃兵と全く同じなのでここでは省略します。

 「武器の種類 - ライフル銃兵」をご覧ください。





● SVD (10発×10)

 

 スペシャリスト
  Astra Galinsky

 SVDはドラグノフという愛称で知られるソビエト軍の狙撃銃です。

 AKアサルト・ライフルをベースに作られており、GRでもこの狙撃銃は「扱い易いが大雑把」というAKの特徴が反映されています。

 狙撃精度は良い方ではないのですが、照準を合わせる時間が早く、ズーム倍率も15倍と作戦モードに登場する狙撃銃の中では最もズーム倍率が高い狙撃銃です。

 お勧めの狙撃銃で、プレイヤーが操作したい武器です。



● キット1〜4

    

 キット1〜4の副武装は標準兵士のスナイパーの副武装と同じなのでここでは省略します。

 ただし、追加弾薬の数は10発×5です。

 「武器の種類 - スナイパー」をご覧ください。





● M82 (10発×10)

 

 スペシャリスト
  Scott Ibrahim

 M82は米軍が正式に採用している大口径のアンチ・マテリアル・ライフル(対物ライフル)です。

 .50口径(0.5インチ=12.7mm)の弾丸は非常に威力が大きく、人体なら簡単にバラバラになってしまうほどです。
 そのため、人体に過大なダメージを与える非人道的な武器としてハーグ陸戦条約などに抵触するという解釈もあるので、個人ではなく車両や装甲車などの物体を専門に撃つ狙撃銃、つまり対物ライフルと呼ばれています。

 しかし米軍はこの狙撃銃や.50口径弾の性能を高く評価しており、湾岸戦争やイラク戦争でも公然と人体に対して使用されています。

 現実のM82は装甲車をも一発で止める威力があると言われていますが、GRではM82で装甲車や戦車を止める事はできません。
 トラックなど装甲のない車輛なら止めることができますが、一発で止めることはできないでしょう。人を撃ったときも他の狙撃銃と変わりません。

 狙撃精度は良いのですが、ズーム倍率はM24と同じ10倍で、照準を合わせるまでに時間がかかります。
 待伏せなどには良いかもしれませんが、移動する場合はM24の方が優れていると言えます。

 お世辞にも良い狙撃銃とは言えないのですが、現実世界の伝説ゆえにGRでも人気が高く、使う人が多い武器です。

 コンピュータに操作させたい武器です。



● キット1〜4

    

 キット1〜4の副武装は標準兵士のスナイパーの副武装と同じなのでここでは省略します。

 ただし、追加弾薬の数は10発×5です。

 「武器の種類 - スナイパー」をご覧ください。





● MG3 (100発×6)

 

 スペシャリスト
  Dieter Munz

 MG3は、第二次大戦中にドイツ軍が採用した機関銃の傑作:MG42を改良して作られた凡用機関銃で、現在でもドイツ軍で採用されています。

 連射速度が鬼のように速く、1秒間に21.7発もの弾丸を連射できます。
 その反面、弾丸の消耗が激しく、またその連射速度ゆえに弾丸が散らばってしまいます。
 撃ちまくりたい銃ですが、撃ちまくりには向かない銃です。

 現実世界では機関銃を屋内でぶっぱなすというのはまず無いのですが、この銃は連射速度が高いので屋内でも使えないことはないです。

 非常に優れた機関銃ですが、初心者が使うには難しいです。

 コンピュータに操作させたほうが正しい撃ち方をしてくれます。



● キット1〜4

    

 キット1〜4の副武装は標準兵士の援護兵の副武装と同じなのでここでは省略します。

 ただし、追加弾薬の数は100発×3です。

 「武器の種類 - 援護兵」をご覧ください。





● PKM (100発×5)

 

 スペシャリスト
  Jodit Haile (デザート・シージ)

 PKMはソビエト軍が採用していたPK機関銃をより軽量化した軽機関銃です。

 同じソビエト軍の機関銃であるRPK74よりは性能が良いです。
 とはいえ、GRに登場する機関銃と比べると特別良いわけでもないけれど、悪いわけでもないです。

 MG3やM249と比べると連射速度が遅いのですが、その分弾丸の収束が安定しています。
 
プレイヤーが操作してもコンピュータが操作しても大丈夫な武器ですが、プレイヤーが操作するには面白みの無い武器に思えます。



● キット1〜4

    

 キット1〜4の副武装は標準兵士の援護兵の副武装と同じなのでここでは省略します。

 ただし、追加弾薬の数は100発×2です。

 「武器の種類 - 援護兵」をご覧ください。





● M4 SOCOM (30発×10)

 

 スペシャリスト
  Henry Ramirez (アイランド・サンダー)

 SOCOMとはスペシャル・オペレーション・コマンドの略で、日本語では特殊作戦群と呼びます。
 つまり特殊部隊という意味で、M4 SOCOMとは特殊部隊用にアレンジされたM4であると思われます。
 M4 SOPMOD(特殊作戦用特殊仕様)と同じだと思われます。

 現実世界ではその名の通り、M4アサルト・ライフルにサイレンサーやスコープ、レーザー照準器など様々なアクセサリーを装着できますが、GRでは自分の好きなようにはカスタマイズできず、消音仕様でズームの効くM4という感じになっています。

 ズーム倍率が4倍で、しかもサイレンサー付きで消音仕様なので遠距離から敵に気付かれずに狙撃することができます。まさに死神のような武器です。
 屋内での戦闘でもM4よりは劣りますが、さほど悪くはないです。

 ただし普通のライフルと比べると威力が半分程度しかなく、一人を倒すのに時間がかかります。確実に頭を狙う必要があるでしょう。

 非常に人気が高い武器で、是非ともプレイヤーが操作したい武器です。

 (余談ですが、特殊部隊の中でもエリート中のエリートであるゴースト部隊がなぜ最初からこういう武器を持ってないのかという疑問がわきます。最新鋭の装備をしていると言う割にはM16しかもたせてくれない標準兵士は一兵卒と同じじゃないか!と思ったのは筆者だけでしょうか?)



● キット1 FRAG (6個)

 

 屋内での戦闘を想定しているならFRAGを持って行くのもよいかもしれません。

 ただし、屋内での戦闘はM4やOICWの方が断然有利なので、もしどうしても屋内に突入する必要がある場合のみこの装備という考えのほうがよいです。



● キット2 センサー (2個)

 

 隠密行動がメインとなるM4 SOCOMにセンサーをあわせもつのは非常に有意義であると言えます。

 仲間が建物に突入する前に隠密にセンサーを仕掛ける役として非常に良いキットです。



● キット3 M9 SD (15発×5)

 

 もともとM4 SOCOMが消音仕様なのでM9 SDを持つ意味が無いかもしれませんが、屋内で移動する場合、M9 SDの方が照準が速く合うかもしれません。

 ただしM4 SOCOMは連射できるという利点があるので、ピストルの扱いに慣れていない人にとっては必要のないキットだと言えます。



● キット4 追加弾薬 (30発×5)

 

 新米モードでは弾薬無限なのでこのキットを選ぶ必要は全くありません。





● MM1 (12発×2)

 

 スペシャリスト
  Klaus Henkel (アイランド・サンダー)

 MM1は40mm擲弾を発射するグレネード・ランチャーです。

 大きな特徴として銃全体がリボルバーの回転弾倉のような形をしており、M203のように毎回リロードする必要なく、12発連続して撃つことができるセミ・オートマチック・グレネード・ランチャーです。
(現実世界に存在する武器かどうかは不明ですが、ほとんど似たような武器はあります。ターミネーター2でスカイネットのビルに突入したSWAT隊員が持っていた催涙弾の武器など。)

 凄まじい破壊力を持つ40mm擲弾をリロードの手間もなくバカスカと撃てるこの武器は一見強そうに見えますが、ホントに強いです。
 小さな建物など屋外から内部に撃ちまくれば突入する必要もないでしょう。

 ただし注意する点として、敵はグレネード・ランチャーで攻撃を受けると猛烈な制圧射撃で反撃してきます。
 時には敵もグレネード・ランチャーで反撃してきます。敵の砲撃はかなり正確なので、その場合は高い確率で死ぬでしょう。
 それだけに慎重に扱わなければいけません。

 プレイヤーが操作しなければとんでもないことになりそうな武器です。
 また、武器の性質上、M4 SOCOMを持つRamirezと同じチームに入れてはいけない武器です。
 Henkel単身で行動させるのは非常に危険なので、ライフル銃兵などとコンビを組ませて行動させるのが良いです。



● キット1 M136 (1発×4)

 

 「もういっちゃってください」といわんばかりのキットです。爆発マニアにとっては鼻血ものです。

 ただし、戦車には必ずと言っていいほど歩兵が随伴しているので、その歩兵が散在していてMM1で一網打尽にできない場合は不利になります。

 もっともこちらも随伴のライフル銃兵などを付ければ解決しますが、爆発づくしなのでかなり激しい戦闘になるでしょう。
 (どうせ派手なら随伴の兵士はライフル銃兵ではなく援護兵の方が面白いかも。)



● キット2 爆発物 (3個)

 

 微妙なキットです。

 このキットを選ぶよりは、爆破工作兵をもう一人追加し、その兵士に爆発物を持たせ、Henkelには追加弾薬を持たせるようにしたほうが良いかもしれません。

 したがってあまり役に立たないキットだと言えます。



● キット3 M9 SD (15発×5)

 

 派手なMM1に比べて、なんとも地味なM9 SDですが、いざという時の護身用に持っていても良いかもしれません。

 もちろん、その「いざという時」をピストルで切り抜けられる自信がある人に限り有効なキットです。



● キット4 追加弾薬 (12発×2)

 

 新米モードでもグレネード・ランチャーは弾数無限ではないので、24発では足らないと思った時はこのキットが良いです。合計48発になります。

 やはりこの武器は「撃ちまくりたい!」という衝動にかられる武器です。

 逆に言えば、弾数が少ないと「撃ちまくれない!」という不安感に襲われます。

 そういう点から言えば非常に良いキットだと言えます。





● SR25 (20発×4)

 

 スペシャリスト
  Jack Stone (アイランド・サンダー)

 SR25はM16アサルト・ライフルをベースに開発されたスナイパー・ライフルです。

 他のスナイパー・ライフルとは違う大きな特徴として、マガジンに20発もの弾丸を入れることが可能で、一度に多くの敵を狙撃するには非常に便利です。

 また照準を合わせるのが速く、よく移動するスナイパーにとっては扱い易い狙撃銃だと言えます。

 反面、狙撃精度はかなり悪く、まともに狙うにはかなり距離をつめなければなりません。

 アサルト・ライフルとスナイパー・ライフルの中間の銃だと考えてもらっても良いです。
 市街地などでの狙撃で活躍するでしょう。

 プレイヤーが操作してもコンピュータが操作しても大丈夫な武器です。



● キット1〜4

    

 キット1〜4の副武装は標準兵士のスナイパーの副武装と同じなのでここでは省略します。

 ただし、追加弾薬の数は20発×3です。

 「武器の種類 - スナイパー」をご覧ください。