ゴースト・リコン
スペシャリストのプロフィール

アメリカのGR公式サイトで紹介されているスペシャリストのプロフィールを和訳しました。
公式サイトのプロフィールは削除されているため、GR Retreatで紹介されているコピーを紹介します。
GR Retreat:プロフィールのページ

スペシャリスト達と会おう

↑クリックすると拡大します


強襲部隊
「そう、あなたがお母様にグレネード・ランチャーを向けながらお母様と話しをしたら、お母様はあなたが選んだ職業に失望したなんてとても言えないでしょうね。」

身体的特徴
生年月日:1981年7月22日
身長:5フィート6インチ (168cm)
体重:135ポンド (61Kg)
髪:茶色
目:茶色
性別:女性
特徴:左足のくるぶしのまわりに刺青あり(6つの鋭い星の鎖、別名:ザ・モーゲン・デイヴィッド)。

リンディ・コーエン軍曹

経歴

 1981年7月22日にニューヨーク州ロング・アイランドのマサペクアに生まれる。本名はレア、小学生の時から「リンディ」と呼ばれている。父親(バーナード)は歯科医、母親(ハリエット)は教師をしている。クラス2位の成績で高校を卒業。ニューヨークのリージェンツ試験(州が主催する高度な学力テスト)で99%の点数を出す。バーナード大学、マウント・ホールヨーク大学、サラ・ローレンス大学に合格したが入学せず、1999年に陸軍に入隊する。通信科に割り当てられ、第10山岳軽歩兵師団に配属される。エリトリア(2003年)と東ティモール(2004年)での平和維持活動に貢献。マクディール空軍基地に移り、そこで特殊部隊に配属される。「前線部隊で女性兵士が貢献できる可能性を探求するプログラム」の一環として、2005年にゴースト部隊への転属を要請され、これを受け入れた。強襲のスペシャリスト。その射撃の腕前で何度も勲章を受賞したが、彼女自信は徒手格闘を特に好んでいる。基礎訓練の間、付属病院で徒手格闘の教官をしていたため、訓練生仲間にとても人気がある。M203グレネード・ランチャーがお気に入りで、その扱いに非常に熟練している。

 コーエンは英語とスペイン語を流暢に喋り、ヘブライ語やフランス語、ドイツ語など他の言語を少し話すことができる。彼女は討論が非常に強い。一旦彼女が議論を決定すれば、もはやそれまでだ。リンディは戦場で「過剰熱中」と言われており、その結果時々弾薬を使い果たすことが知られてる。どれだけ恐ろしい状況に見えるかなど関係なく、彼女はどんな状況でも楽観的な姿勢をくずさない。そのため彼女の態度は仲間を落ち着かせる。コーエンは自分の意見を示すのをためらわないが、口を開く前に自分の喋ろうとすることを確認するほど用心深い。恐らく彼女はゴースト部隊の中でも最も人気があり、彼女の仲間たちの多くは彼女のことをほとんど妹のように見なしている。また恐らく、彼女の経歴の唯一の汚点は、コーエンが「皇后陛下」と呼んでいるスーザン・グレイとの長年の争いだ。

↑クリックすると拡大します


狙撃手
「私が長い間ライフルの練習をしてきたのはこのためじゃない。でも恐らく、私の知らないうちに神がこの戦争を準備していたんだわ。」

身体的特徴
生年月日:1982年6月4日
身長:5フィート3インチ (1.6m)
体重:112ポンド (51kg)
髪:茶色
目:茶色
性別:女性
特徴:なし。
アストラ・ギャリンスキー軍曹

経歴
 1982年6月4日にリトアニアのタウラゲに生まれる。父親(ダリウス、職業安定局管理者)と母親(リディ、医者)はソビエト政権下の青年スポーツキャンプで知り合った。アストラは最初は水泳を練習していたが、競争率の高い国際的レベルでは成功することができないと考えた。学校に通う間、父親の指導のもと射撃をしていた。小さい頃からバイアスロンに優れていた。1995年にリトアニア・バイアスロン連合が近いヴィリニュスに両親と共に引越す。1994年〜1996年のジュニア・ナショナル・チャンピオンシップで優勝。1998年、2002年、2006年の冬季オリンピックでリトアニア代表になる。2002年のソルトレイクシティでは銅メダルを獲得した。2003年にリトアニア国家防衛隊(Skat)に入隊。カウナスの下士官学校で練習する。2007年に兵役のため召集令を受ける。召集令を受けて以来国境警備隊として貢献している。

 アストラには最も心配な事が2つある。リトアニアの防衛と6週間以上もの間行方不明になっている両親の事だ。以前は社交的だったが、今では普段からぶっきらぼうで、しなければならない任務があるときに他人が優柔不断でいると激怒する。ギャリンスキーはリトアニア語と同様に流暢なロシア語やポーランド語、多少の英語を話す。さらに、彼女は世界一流のクロスカントリー・スキーヤーで、大抵の場合運転より歩くこと(あるいは天候が許す場合にスキーをすること)を好む。彼女の楽しみの一つは、男たちが自分の射撃の腕を自慢し始めた時に自分の正体を明かすことだが、ビールや数リタ(リトアニア通貨単位)欲しさのためにその才能を賭けのネタにすることはしない。ギャリンスキーはオリンピックでの功績のため国民的な英雄のような存在で、彼女の成功は国全体から極めて快く受け入れられている。アストラはこれによく気づいており、時々あまりにも期待が大きいので、その評判に応えることができない。

↑クリックすると拡大します

強襲部隊 (指揮官)

「20年前のわしだったら、このゴタゴタに首を突っ込むにはむしろジジイ過ぎただろうな。今わしがどれだけこのゴタゴタを楽しんでいるかお前にわかるか。」

身体的特徴

生年月日:1955年3月17日
身長:6フィート1インチ (185cm)
体重:186ポンド (84kg)
髪:灰色/白色
目:青色
性別:男性
特徴:なし。
ハロルド・バズ・ゴードン少佐

経歴

 1955年3月17日にミズーリ州のジェファーソン・シティに生まれる。父親(トーマス、1984年他界)と母親(オウガスタ)は両方とも家族経営の農場で働いていた。高校でツー・スポート・スターとなり、全州でクォーターバックとして成功を収める。ウエスト・ポイント(ニューヨーク州南東部の米国陸軍士官学校)(1975年度のクラス)に入り、クラスで15番目の成績だった。サイゴン撤退の直後に第82空挺師団で軍務に就く。1979年に大尉になり特殊部隊に転属。彼は1980年のテヘランの米国大使館人質救出作戦の救助部隊の一人で、それが彼の特殊部隊員としての最初の作戦だった。ハイチとパナマで貢献。モガディッシュに米軍部隊として配属される。四年間ドイツに配置される。1994年にゴースト部隊が組織された時、最初に配属された兵士の一人だった。強襲部隊を指揮する。

 ゴードンはビールを注文できる程度のドイツ語を話し、アメリカ合衆国の外で作られた物をどんなことがあっても使おうとしない。猛烈に愛国的で、職業や部隊と結婚したようなものだ。彼は自分の部下を極端に保護しており、かなり正当な理由や敵側の状況が把握されるような良いチャンスが無い限り、自分の部下を戦場に送り込もうとはしない。彼の指揮下の兵士達は裏では彼の事を「老人」と呼んでおり、彼のために喜んで「レンガの壁」を突き破るだろう(コーエンはむしろ彼の「レンガの壁」を爆破するだろうが)。彼は自分の行ったことのない場所には決して部下を行かせようとはせず、時々ポイントを稼ごうとする悪い癖がある。ゴードンは戦史について博学な知識や豊富な個人的な経験を持っており、彼が経験したことの無い状況に出くわすのは極めて稀である。彼の性格は攻撃的で荒々しく、怠け者、責任逃れや彼のゴーストに対する非常に高い理想基準より下の者を見ると我慢できない。

↑クリックすると拡大します

強襲部隊

「もしあなたがいろんなことに無知なように、軍隊についても無知だったら、私達は全員トラブルに巻き込まれるわ。では黙って私についてきなさい。」

身体的特徴

生年月日:1974年10月27日
身長:5フィート5インチ (165cm)
体重:125ポンド (57kg)
髪:金色
目:茶色
性別:女性
特徴:なし
スーザン・グレイ大尉

経歴

 1974年10月27日にジョージア州のカリャーに生まれる。1978年に父親(ウォレン、土木技師)と母親(ドロレス、図書館員)が離婚し、母親が養育権を勝ち取った。1979年にジョージア州のヴァルドスタに引越す。高校ではクロスカントリーと陸上競技をしていたが、どちらも成績が良くなかった。1992に全国優秀奨学生に選ばれる。彼女はジョージア工科大学への75%の奨学金を勝ち取った。予備役将校訓練団で貢献する。機械工学と心理学の両方に優れている。卒業後に1年間南部の会社で働いたが、突然辞職して陸軍に入隊した。フォート・ゴードンに移り、特殊任務のために第513陸軍情報旅団に配属される。1999年に特殊部隊に入る。
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
2004年6月にゴースト部隊に配属される。
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

 恐らくグレイはゴースト部隊の中で唯一、最も嫌われた隊員だろう。彼女には小火器を扱う非凡な才能があるのだが、自分がどれだけ熟練しているかを他の者に徹底的に説明する癖があるため、他の隊員の彼女に対する嫌悪感は和らげられない。彼女は自分の持っている知識や能力をひけらかすのをためらわない。そして話し相手を言葉の猛攻撃で粉々にしてしまう性格のために「ハウィツァー(榴弾砲)」というあだ名を付けられた。他にも、あまりお世辞とは言い難いあだ名に「ザ・アイス・クイーン(氷の女王)」というのがあるが、彼女はその役を演じるのを楽しんでいるようだ。

 グレイは前の職業や家族の事、家の事、幼年期の事を全く話さない。時々、彼女は他人の経歴の詳細に極端に興味を持つようだが、一番興味を持っているのは彼女が遂行中の任務だろう。彼女は仕事以外の事に全く関心を示さないが、多種多様な話題についてかなり詳しい。彼女は自分が最初から話に加わってなかろうが何であろうが関係なく、他人の言った間違いを修正して自分がいかに正しいかを証明する。彼女は少なくともロシア語、スペイン語、ドイツ語を少しだけ話すが、アクセントについては心得ていない。グレイはリンディ・コーエンへの特別な嫌悪感を抱いており、この嫌悪感は相互にある。

↑クリックすると拡大します

援護兵

「俺が任務を遂行しようとしている間、ずっとお前が喋り続けたら、俺達は両方とも死んで終了だ。どの選択肢がいいか決めたら俺の後ろに下がってろ。」

身体的特徴

生年月日:1971年6月4日
身長:5フィート11インチ (180cm)
体重:195ポンド (88kg)
髪:黄土色っぽい金色
目:青色
性別:男性
特徴:右手の人差し指を繰り返し骨折しており、まだ完璧には治ってない。そのため、指は本来あるべき長さより1.5cm短い。
クラウス・ヘンケル軍曹

経歴

 1971年6月4日にエムデンに生まれる。父親(マイアー、2007年他界)と母親(ヘレナ)両方とも地方の運送会社で働いていた。優秀な学生で、早くから化学の才能を見せていた。エムデンにある応用科学の大学の化学工学を専攻する。1992年に卒業。彼はさらに二年間エムデンのコンテナー・メーカーで研究開発をして働く。1994年11月に連邦防衛軍に入隊する。破壊工作の訓練を受ける。コソボで国連軍として貢献する。その後、ドイツ系アメリカ人の部隊に配属される。2003年8月にゴースト部隊に配属される。

 ヘンケルは極めて規則正しい。彼は言動が几帳面で、全ての角度から状況を把握しなければ決して行動しない。タニーと異なり任務の派手な部分には興味を持たず、むしろ代わりに上出来な任務のささやかな満足感を好む。このようにヘンケルは完璧主義者なのだが、少なくとも彼は自分の任務に対しては上出来だと見なしたことがめったに無い。この相変わらずの神経質さは、しばしば新しいゴースト部隊の神経にさわる。しかしそれも彼と打ち解けるまでのことで、そのうちに少し耳障りなだけになる。皆が最も心配するのは、危機的状況で彼が欠点を探すのを止めた時だけだ。ドイツ語のようなアクセントの強い英語を話す。ヘンケルは同郷のミュンツよりは社交的だが、ゴースト部隊の中では最も無口な隊員の一人だ。ヘンケルはクラシック音楽の熱愛者で、休暇中は科学専門雑誌を読んだり、彼のすばらしいコレクションであるクラシックのCDを聞いたりして過ごす。しかしながら、彼はCDよりもレコードの方が音質が良いと主張しており、その事で誰かが口を出せばとても長い議論になるだろう。

↑クリックすると拡大します

狙撃手

「それで、俺はM136の免許証を取得して、それを実家にいる家族に送ったんだ。ママはそれを磁石で冷蔵庫に貼り付けた。俺があまり実家に帰らない理由がちょっとはわかったか?」

身体的特徴

生年月日:1983年1月17日
身長:6フィート4インチ (1.93m)
体重:189ポンド (86kg)
髪:黒色
目:茶色
性別:男性
特徴:近視用メガネをかけている。
スコット・イブラヒム軍曹

経歴

 1983年1月17日にニュージャージー州のチェリーで生まれる。レバノン系。父親(イドーアード、化学技術者)と母親(ファティマ、主婦)は1975年にレバノンの市民闘争の時にタラブルスから移住してきた。1985年に家族でミネソタ州のミネアポリスに引越す。高校では平均より上の成績だった。二年間、陸上と円盤投げの選手として名を刻む。マカラスター大学に二年間通う。資金的な理由で大学を中退し、2002年に陸軍に入隊する。フォート・ベニングで基礎訓練を受ける。第10山岳師団で東ティモールの平和維持活動で貢献する。特殊部隊に配属され、2005年にマクディール空軍基地に移る。2007年7月にゴースト部隊に配属される。

 イブラヒムはゴースト部隊の最も新しい隊員で、自分を認めてもらおうと頑張っている。彼は神経質なときに喋りすぎる癖があり、ゴードンに「優秀なバカ」というあだ名を付けられた。作戦の時が近づくとイブラヒムは大抵気を引き締めるのだが、リラックスしているときはちょっとした悪戯好きだ。彼は背が高くて少しひょろ長く見えるが、1マイル走で部隊内最高の記録を頻繁に出す。英語を話し、アラビア語とフランス語を少し話す。イブラヒムは言葉では言い表せないほどのすばらしい歌声を持っており、またすばらしいギタリストでもある。イブラヒムはその特技のために10年来持ちつづけているミネソタ・バイキングス(フットボールのチーム)の帽子をかぶるのを黙認されている。ゴースト部隊の他の隊員は彼の恋人の写真をあまり見たことが無いが、彼は故郷にいる恋人のことを話すのが好きなようだ。彼のすばらしい正確さと、行く先々を破壊し廃墟にしてしまうことができる、その並外れた能力のために、イブラヒムは戦場で「M136を持ったスナイパー」と言われている。

↑クリックすると拡大します

強襲部隊(中隊指揮官)

「あの丘が見えるか?見えるだと?よし。ではもっと近寄ったら何が見えるか見てこい。わかったか?」

身体的特徴

生年月日:1974年9月22日
身長:6フィート2インチ (188cm)
体重:188ポンド (85kg)
髪:黒色
目:茶色
性別:男性
特徴:任務外ではメガネをかけている。戦場ではコンタクト・レンズをつけている。
ウィル・ジェイコブス大尉

経歴

 1974年9月22日にメリーランド州のベテスダに生まれる。父親(ジェレミー、弁護士/メリーランド州会議事堂議員2任期目)、母親(アレーシャ、事務所経営者、2002年他界)。ヘンリー(1981年生まれ)とトラヴィス(1983年生まれ)の二人の弟がいる。高校野球チームの4年の先発メンバーで、1992年のシンシナティ・レッズのアマチュア選抜でドラフト32位だったが、ウエスト・ポイント(ニューヨーク州南東部の米国陸軍士官学校)に通うために申し出を断った。1996年に卒業し、成績はクラスで4位だった。行動心理学を専攻。第7軽歩兵師団に入り軍務に就く。1997年にタスク・フォース・エイブル・セントリーに配属される。マケドニア国粋主義者に囚われた二人の国連職員を救出する作戦を任され、その努力のため賞を受けた。1998年に大尉に昇進。2001年にゴースト部隊に配属される。

 ジェイコブスは優秀なカリスマを持っており、それは彼の最も大きな財産の一つである。熱心な戦術の研究者で、自分の部隊を成功に導く。皆はそれをよく知っており、その結果彼のために激しく戦う。彼は言葉遣いが優しく(戦場にいる時を除く)、非常に分析的だ。また、彼はチェスの凄腕としても評判で、その腕前はゴースト部隊の外にまで知れ渡っている。ジェイコブスの楽しみの中には音楽(彼は熟練したピアニストだ)と天文学があり、自分が山羊座である事を強調もしないし否定もしないだろう。母国語の人がそれを見て「おもしろい」と思うようなロシア語と日本語を話すことができ、また流暢な広東語も話す。ジェイコブスは結婚したことがないが、父親と弟両方に非常に親しい。このような信頼関係をゴースト部隊でも広げており、部隊が彼を中心に回っているのは疑いの無い事である。ジェイコブスは次の軍務として政治にも興味を示しており、今までの彼の成功は良い材料となるだろう。

↑クリックすると拡大します

重火器射手

「本当に俺にやってほしいのか?そうなのか?じゃあ、かなり頑丈な屋根がある観測地点を見つけて来い。早く!」

身体的特徴

生年月日:1968年11月11日
身長:6フィート2センチ (191cm)
体重:210ポンド (95kg)
髪:金色
目:灰色
性別:男性
特徴:なし。
ディーター・ミュンツ軍曹

経歴

 1968年11月11日にドイツのシュツットガルトに生まれる。父親(ヘルミュート、1989年他界)は自動車整備士で、母親(イルセ、1994年他界)は小売業をして働いていた。学校では普通の成績だった。自由な時間のほとんどを父親の仕事の手伝いに費やし、高度の技術的な専門知識を得る。国境警備隊に入る前の二年間を自動車整備士として働く。一年後に陸軍に移る。1994年にGSG-9に配属される。転属するまでの三年間をGSG-9/1で過ごし、その大部分は重火器の選り好みのために費やされた。M136を専攻し、戦車や乗り物の痕跡を執念深く追い破壊する。2006年にゴースト部隊に配属される。

 ミュンツは英語とドイツ語を話すが、彼にフランス語を教えるのは見事に失敗した。彼は物静かで有能であり、非常にばかばかしい命令をされない限り、単音節語以上の返答はめったにしない。ミュンツは口論を好まず、車と任務以外には全く無関心なために冷淡な男だと評判で、周りの者は近づこうとしない。彼は時々、引退して国境警備隊で自動車団を実現させることを話し、任務のために用意された乗り物によく文句を付ける。ミュンツは他のほとんどのゴースト隊員たちとの任務に対して居心地が良いとは思っておらず、わずかな社交的な時間をクラウス・ヘンケル軍曹とこの部隊に配属された他のドイツ人と過ごす。

↑クリックすると拡大します

重火器射手

「より多くの標的を俺にまわしてくれるとは、なんて思いやりのある友達なんだ、って思わないか?」

身体的特徴

生年月日:1973年2月7日
身長:6フィート3インチ (191cm)
体重:212ポンド (96kg)
髪:黒色
目:黒色
性別:男性
特徴:左の上腕にグルジア国旗の刺青あり。
グラム・オサッズ軍曹

経歴

 1973年2月7日にグルジア共和国のゴリで生まれる。父親(ジョルジ、1994年他界)と母親(イリナ、1992年他界)は政府の官僚だった。1991年、独立の直後にグルジア陸軍に入る。失敗に終わったアブハーズ人難民の移送に関係しており、後にアブハーズ不正規軍との武力衝突を経験する。重火器使用法を訓練し、対戦車作戦を専攻する。アジャリアとジャバヘティで、この地方に「監視員」として展開していたロシア軍を含むさらなる武力衝突を経験する。中央グルジア政府に忠誠を誓い、独立民兵に対するさまざまな攻撃に参加した。アメリカ合衆国とグルジアの協力関係の強化のために、2002年にゴースト部隊に配属された。

 オサッズは自分の故国に対して猛烈な愛国心を抱いており、アブハーズ人やロシア人、オセット人、その他アブハジア内戦で故国を攻撃した全ての者に対して長年の恨みを持っている。彼の両親は、ソビエト連邦からの独立に至るまでの過渡期に貢献した官僚で、両親は彼に自由なグルジアの思想に対する忠誠心を彼に教え込んだ。1990年代の初めに多くの独立民兵が突然蜂起し、その中の一つのグループのメンバーがジョルジ・オサッズを殺害した。そしてその事実はグラムの心から離れる事がない。グラムはロシア軍を特に嫌っており、ロシアのグルジア自治区の反対促進を非難している。非番の時の彼は友好的であり、社交的であり、騒がしくもある。冗談を言ってグレイ大尉の奇妙な笑顔までもを得ようとする。オサッズの英語は下手だが、急速に改善されつつある。彼は仕事と故国の政治の事以外に楽しみを持っていないが、議論の話題を持ち出すような愚か者がいれば誰とでも激しい議論をするだろう。しかしながら、彼はアメリカのラップ・ミュージックが熱烈に好きで、耳をつんざくほどの大音量で鳴らすように強制する。

↑クリックすると拡大します

襲撃部隊

「もし俺が最初に奴らを見たなら、奴らは終わりだろう。もしやつらが最初に俺を見たなら、俺は死ぬだろう。まぁ、窮地に立たされた時にはそう自分にいいきかせるのさ。」

身体的特徴

生年月日:1983年8月17日
身長:5フィート7インチ (171cm)
体重:147ポンド (67kg)
髪:黒色
目:茶色
性別:男性
特徴:左肩にドラゴンの刺青、右ふくらはぎにいくつかの傷あり。
ヘンリー・ラミレズ軍曹

経歴

 1983年8月17日にカリフォルニア州のモデストに生まれる。父親(エンリケ、1985年他界)は建築業親方で、工事現場の事故で死亡。母親(ベアトリズ)はさまざまな仕事で働き、1987年に再婚。ロドリゲスが10歳になるまでに家族は7回も引越しをした。1993年にサクラメントに定住する。陸上競技で活躍し、高校の時地方の大会で優勝した。卒業して一週間後に陸軍に入隊する。偵察部隊として第37機甲師団に配属される。二年間ドイツに配置され、さらに二年間メキシコ国境に配置された。2005年に妨害工作と焼畑作戦の監視員としてコロンビアン・ジョイント・サザン・タスク・フォースに転属される。2006年にゴースト部隊に配属される。

 スペイン語を話す家庭に育ったラミレズはスペイン語と英語の両方とも流暢である。父親の死後、母親は頻繁に引越ししてまわり、それに彼の体の小柄さもあいまって、決まっていつも大きな学生にいじめられた。その結果、彼は上手く走ったり隠れたりする術をいち早く覚え、チャンスの時にはいじめっ子に悪口を浴びせるほど上手になった。ヘンリーと継父との信頼関係は非常に冷めており、継父の家族とは四年間も会話を交わしていない。彼は言葉遣いが優しく、堅苦しい顔をされるのをとても気にしている。ラミレズは冗談半分で「ハンク」と呼ばれたり、失礼な扱いを受ける事を極度に嫌っており憎しみを持つだろう。最も戦場ではそんなことは決してないが。彼は部隊に友達がほとんどいないが、彼と親しい少数の者、特にストーンとジェイコブスには非常に忠実である。

↑クリックすると拡大します

狙撃手

「なぜ「はい」だ?俺は彼を撃った。それに彼も。彼女も。車も。状況を考えれば適切な返事かもしれないな。」

身体的特徴

生年月日:1975年9月30日
身長:6フィート0インチ (183cm)
体重:180ポンド (82kg)
髪:茶色
目:青色
性別:男性
特徴:なし。
ジャック・ストーン軍曹

経歴

 1975年9月30日にロンドンのケンシントンに生まれる。父親(トーマス)は外交官の職を引退し、母親(クラウディン、1990年他界)はフランス人だった。家族は投資の利益で生活していた。特待生としてサザンバンク・インターナショナル・スクールに通う。オックスフォードで二年間学ぶ。1996年に学校を中退し陸軍に入隊する。初期の射撃能力テストで新記録を出す。狙撃手として訓練する。2000年にSASに配属される。エリトリアでの平和維持活動の最中に投入された攻撃部隊の一部として、2003年に初めて戦場を経験する。2003年11月3日にゲリラに捕まる。2003年11月6日に脱走して自分を捕らえた者を殺害し、45km歩いて味方領内まで逃げた。再び軍務に就き、2005年3月16日にゴースト部隊に配属される。

 ストーンは注意深く有能で、狙撃手に最も相応しいと言える。彼の両親は家で英語とフランス語を話し、彼にもその両方ともを流暢に話せるようにさせたので、彼は両方の言葉とも同じように話せる。父親が自分の長所をストーンにも押しつけようとするどころか、彼を自分の好きなように操ろうとしたとストーンは思い込んでいるため、彼と父親との信頼関係は冷めている。ストーンは酒を飲まず、タバコも吸わない、かなりの真面目人間だ(とはいえ彼は応用数学の練習という名目で、圧倒的な能力でポーカーで遊ぶ)。退屈な時の彼のユーモアセンスは非常に辛口で、彼自身を除いて何者もその痛烈なウィットからは逃れられない。ラミレズは恐らくゴースト部隊の中でも最も親しい親友だが、その彼でさえエリトリアでの経験について聞くことができない。

↑クリックすると拡大します

爆破工作兵

「おいお前!俺が爆破装置を手配しに行ってる間俺のビールを見張ってろ。あぁ、からかっただけだよ。あたりめぇだろこのクソバカ野郎。たかがビールのためでもお前を信用したとでも思ったか?」

身体的特徴

生年月日:1980年9月11日
身長:6フィート2インチ (188cm)
体重:175ポンド (79kg)
髪:茶色(時々緑色、かつてピンク)
目:淡褐色
特徴:左目の上に小さな傷、両手にいくつかの傷あり。
ナイジェル・タニー軍曹

経歴

 1980年9月11日にヨークシャー州のソープ・サルヴィンに生まれる。労働者階級育ち。父親(イアン)はガソリンスタンドを経営し、母親(イソベル)は幼稚園の保母だった。父親は1974年〜1978年まで英軍に入り、北アイルランドでの任務を経験した。学校や警察署でよく問題を起こす。万引きや器物損壊、その他の軽犯罪で頻繁に検挙される。学校では化学において優秀だった。学校の化学実験室を爆破して二人の教師に軽傷を負わせるという、行きすぎた悪ふざけの結果、放校処分にされる(1997年)。その直後に陸軍に入隊する。基礎訓練中に爆発物に対する才能が明らかになる。爆発物処理班に配属され、持ち前の才能で貢献する。「型破りな態度」で何度か懲戒処分になる。2001年にSASに配属され、爆破工作の訓練を受ける。2004年にガトウィックでULA(アルスター解放軍)が設置した爆発物の信管を取り除いて国際的な歓呼を得る。(激しい反対があったにも関わらず)後に「新しい陸軍の顔」として新人募集キャンペーンに使われた。2005年にゴースト部隊に配属される。

 ナイジェル・タニーはおよそ三週間に一度、ゴースト部隊を辞めると脅しをかける。彼は騒がしく、短期で、SAS隊員が勇敢であるのと同じように、結構自由な精神を持っている。印象深い出来事に、髪を明るいピンクに染めた後に許可を上申したことがあった。タニーは猛烈に騒ぐが、より猛烈に働く。そして自分の業績のベンチマークとして父親の業績を絶えず気にしている。彼は社交的で、積極的に親しく、めったに「ノー」とは言わせない。仕事中、彼はとても注意深く、非番になると罵り言葉を残して消える。タニーは頑固なブラックバーン・ローバーズ(サッカーチーム)のファンで、自分の名誉に代えても、積極的にこのチームの名誉を守ろうとする。

メインページへもどる