テイクダウンについて
『テイクダウン』は思考型シューティングゲームです。プレイヤーは慎重になり、落ち着いて狙い、無駄のない移動を考えます。そうすることで銃火の中を走り抜けるような真似はしなくなるでしょう。SWATチームや特殊部隊が少人数の武装した敵を倒すときなどのように、屋内では近接戦闘となります。一方通行ではないステージなので様々なルートや戦術が考えられ、同じステージで何度も遊べます。2010年5月に海賊によりハイジャックされた石油タンカーをロシアの特殊部隊が奪還した作戦は、テイクダウンのミッションの良い一例です。
近年ではシューティングゲームはどれも似たようなものになりつつあります。以前はゴリ押し系のアクションゲームから、戦略や戦術に特化したスローペースなタクティカル・シューターまで幅広い選択肢がありました。しかし今ではどのシューティングゲームでもプレイヤーのダメージは回復し、ステージは一方通行で、「映画のような演出」がされる構成になっています。近年では綿密に作戦立案するリアル系タクティカル・シューターは絶滅してしまいました。
この「テイクダウン」という名のプロジェクトはそれを変えます。このゲームは初代レインボーシックスやSWATシリーズのような伝説のゲームのように武器のリアルなモデリングや分隊指揮、近接戦闘に焦点を合わせています。このゲームで任務に成功するには慎重になり、作戦立案を学び、完璧に実行しなければなりません。もし撃たれたならば原因があります。壁に隠れて待っていても体力は回復なんてしません。任務を遂行しなければならないならば、仲間が倒れても状況判断をしてチームを再編成しなければなりません。全ての装備や方法が使えるなんて期待してはいけませんよ？手元にあるものの中からチームに何を装備させるかはプレイヤー次第です。
シナリオに入る前にプレイヤーは投入地点とルートを決めます。プレイヤーが選んだ武器や装具を仲間に装備させ、任務を実行します。もし仲間の一人が死亡したならば、もう二度と戻ることはなく、貴重な人材を失うことになります。だから慎重にならなければなりません。ゲームモードにはシングルプレイヤーとCOOPと対戦があります。
もし貴方がゴリ押しやパークよりも考えることを良しとする古き良きシューティングゲームのファンならば、あるいは単に何か変わったシューティングゲームで遊びたいならば、このプロジェクトをおすすめします。
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