射撃の基本
射撃方法
● 射撃方法
銃はただ撃てばいいというものではなく、撃ち方にもテクニックがあります。
ここでは、それぞれの銃の種類ごとに撃ち方を説明します。
● アサルトライフル(屋外)
アサルト・ライフルの基本として、屋外で射撃するときは単発で撃ちます。
これは連射したとき、初弾以外の弾はほとんど命中しないためです。
フルオートやバーストで撃っていた方は、だまされたと思って単発で撃ってください。
その方が命中精度が高いです。
敵との距離が100m以上離れていれば命中させるために1発ずつ、100m以内ならば必殺を期すためにバンバンと、ワンツーパンチのように2発連続して撃ちこんでください。
撃つときの姿勢は基本的に中腰です。すぐに動ける態勢で撃ってください。
ただし待伏せで伏せるときや、狙撃精度を高める場合は伏せた方が良いです。
● アサルトライフル(屋内)
現実世界では、アサルト・ライフルを屋内で使用することはあまりありません。弾丸が部屋の中で反射して危険が大きいからです。
GRでは反射しないので屋内で使用できますが、M16はフルオート射撃ができないため屋内戦闘には向いていません。
屋内戦闘に向いているアサルト・ライフルは、一番向いている順にM4、SA80、OICW、M4
SOCOMです。
初心者は屋内での戦闘に恐怖を感じるでしょう。
敵との距離が近く、緊張で正確な射撃ができません。
そのため慣れないうちはフルオートで撃ってください。
屋内での戦闘は反射神経の勝負だと言えます。
敵を発見した瞬間が戦闘の始まりです。
その瞬間に単発で撃って外してしまったら、まず死ぬでしょう。
それを避けるためにフルオートで撃ちまくって敵を蜂の巣にしてください。
「慣れないうちは」と書きましたが、屋内では常にフルオートでも構いません。
屋内戦闘をシングルで切りぬけるのはかなり慣れた人でないと無理でしょう。
屋内では必ず立って撃って下さい。
屋内では移動しつつ撃つことがあり、その時中腰だと狙撃精度がかなり落ちるためです。
● スナイパーライフル
セミオートは一発撃った後にすぐさま次弾が撃てるのでボルト・アクションより優れていると思うかもしれませんが、実際のところ変わりはありません。
撃つとその反動でレティクルが広がります。
そしてレティクルが目標の大きさ以下まで収束してはじめて命中します。
つまり、いくらセミオートで次弾が撃てる状況であっても、狙いが定まっていなければ撃てないと同じです。
その点では狙撃精度の高いボルト・アクションの方が優れていると言えます。
ただし、もしスナイパーライフルで近距離戦闘をするならば、セミオートのほうが優れています。
スナイパー・ライフルを撃つ場合はできるだけ頭を狙ってください。
一発で必ず殺すためです。
撃った瞬間に敵が頭を下げるかもしれません。
頭をよく下げる敵の場合は、頭を上げた直後に撃てば外す事は無いでしょう。
撃つときの姿勢は頭が確実に狙えるなら中腰で構いません。
確実な狙撃を期すなら伏せて撃った方が良いでしょう。
● マシンガン
マシンガンはアサルト・ライフルとは違い連射して敵の集団にダメージを与える事を目的としています。
逆に敵個人に当てるのは難しいので、敵が集団で現れることのあまりない新米モードではあまり出番が無いかもしれません。
いくらフルオートしかできない銃とは言え、撃ちまくりはダメです。
心理的には敵に恐怖心を抱かせる事ができるかもしれませんが、撃ちまくれば弾が散らばりすぎて当たりません。
基本的にマシンガンは数発を1セットにして撃ちます。
敵の集団の規模や広がり具合にもよりますが、100m以内なら5発程度を1セットで、100m以上なら3発程度を1セットで撃つと良いでしょう。
マシンガンは伏せて撃った時にもっともその狙撃精度と制圧力を発揮します。
自分の場所の付近に敵がいないなら伏せて撃つ事をお勧めします。
● サブマシンガン(屋外)
サブマシンガンは屋外での戦闘にはあまり向いていません。
特に敵が部隊を組んで現れる野戦では重装備をしている敵兵も多く、ピストルの弾を発射するサブマシンガンではそのような敵相手にはあまり効果がありません。
ただし、隠密行動をとるにはMP5-SDでなければできないこともあります。
屋外で敵を狙う場合は必ず伏せて、敵の頭または脚を単発で撃ってください。
頭や脚を区別して撃てないほど距離が離れている場合は遠すぎるので、もっと接近する必要があります。
接近できなければサブマシンガンでは力足らずです。
● サブマシンガン(屋内)
サブマシンガンは屋内戦闘に優れています。
ただし威力が弱いので一人を倒すのに時間がかかり弾薬も多く必要とするため、一度に二人以上を相手にするのは危険です。
また、屋内であっても敵はピストルの弾をある程度止めることのできる装備をしていることがあるので注意が必要です。
アサルト・ライフル同様、初心者はフルオートで撃ってください。
ただし威力が弱いので、できるだけ脚を狙うか、胴体に弾を撃ちこんで敵がひるんだ隙に頭を撃つという手法をとってください。
※初心者にはお勧めできませんが、ダブルタップという撃ち方があります。これは現実世界の特殊部隊が屋内戦で行っている射撃方法で、シングルで敵の頭の同じ場所に向けて2発連続して撃ちこむ必殺の射撃方法です。屋内戦に慣れてきたら試してみてはどうでしょうか。
● ハンドガン
GRではハンドガンの出番があまりありませんが、遠距離狙撃能力しかないスナイパーにとっては護身用として無くてはならない武器です。
ピストルは10m前後で撃つ武器だと思ってください。
敵との距離が10m以上離れている場合は中腰か伏せて1発ずつ撃ちます。
10m以内の場合は中腰か立って2発連続して撃ちます。
1発は胴体に撃ちこみ、すかさず頭に2発目を撃ちこみます。
● グレネードランチャー
グレネードランチャーは単発しかないので、どの状況でどのように使うかが重要です。
一番威力を発揮するのが、屋外から建物の中に打ち込む方法です。
屋外で使うときは、当てるのが少し難しくなります。
1発撃ったときの着弾位置を確認し、次弾で修正します。
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