移動の基本
地物の利用
● 地物の利用
敵に見つからないためには森林を移動したほうがよいというのは先に述べましたが、ここではさらに細かい「技術」について考えていきます。
森林の中を移動していても、森林の中を真っ直ぐ移動していては敵に見つかる可能性があります。
同じ森林の中に敵が潜んでいるつもりで移動しなければなりません。
森林の中で、さらに身を隠すことができる樹木を利用して移動しましょう。
まずは、森林の中にある樹木を見てみましょう。
● 木の幹

木の幹に身を隠すには、幹の太さが重要になります。
幹の太さが自分の体より細いならば敵に見つかりませんが、残念ながらそれほど太い幹はあまりありません。
しかしながら、自分の体の一部を隠してくれることには変わりないので、幹が細いからといって諦めてはいけません。
敵と木の幹を結ぶ延長線状にプレイヤーが入ったとき、敵にとって木の幹の向こうが死角となり、プレイヤーの体をすっぽり隠すことができます。
● 針葉樹

木の幹から上のほうへ広がる葉を持つ樹木です。
低いところから枝と葉が茂っているので、幹の近くまでは近寄れません。
近寄ったとしてもプレイヤーの足元が露出してしまうため、寄り添って身を隠すのには適していません。
こちらの視界がほぼゼロになるのも難点です。
● 低木

低い位置から3メートルほどの高さまで葉が生え広がる草木です。
幹の近くまで近寄ることができ、葉の中に身を隠しながら視界を保つことができます。
敵に発見されにくく、身を隠すのに適しています。
ただし、隠れたときに足元が露出しやすいので、しゃがんだり伏せた状態で隠れるのには適していません。
● 藪

地面から2メートルほどの高さまで生え広がる草です。
葉の茂みの中に身を隠しながら視界を保つことができます。
しゃがんだり伏せたりしても露出せず身を隠すことができます。
敵に発見されにくく、身を隠すのに一番適しています。
● 草むら

地面から50センチほどの高さまで生えている草です。
草の中に身を隠すことができます。視界はかなり見えにくいです。
ちゃんと隠れれば敵に発見されにくいのですが、少しでも体が露出すると目立ってしまいます。
伏せた姿勢でしか隠れることができません。
● 岩

大きな岩や小さな岩まで様々な大きさの岩が存在します。
敵の視界も銃火も遮ることができますが、完全に身を隠しながら視界を保つことはできません。
前方を確認するためには頭を出さなければなりませんが、敵に見つかる可能性も上がります。
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