移動の基本
地物を読み取る




● 地物を読み取る

 そのルート上にはどのような地物がありますか?

 コマンドマップ上の地物を読み取ってみましょう。

 コマンドマップからは空き地の広さ、森林の分布、岩の位置と数などが読み取れます。



● 空き地

 空き地とは木や岩・建物などが無く視界の開けた場所です。空き地にいると敵に見つかりやすく、敵の銃火を遮るものがないので危険です。

 



● 森林

 

 森林では草木が群生しています。森林にいると敵に見つかりにくいのですが、同時に敵を見つけにくいこともあります。

 森林では視界を遮ることができる反面、敵の銃火を遮るものが木の幹しかないので危険です。



● 岩

 

 岩は視界も敵の銃火も遮ることができます。

 ただし敵に発見された状態で岩の後ろに隠れた場合は敵に釘付けにされて身動きができなくなることが考えられます。

 岩陰から頭を出しただけでも敵の攻撃を受けるので注意しなければなりません。




 これらの地物がルート上にどのように位置しているかを確認してみましょう。

 

 緑色が森林、白色が空き地、茶色が岩です。

 森林が多かったり、少なかったり、あるいは岩があったり、無かったりなどの特徴が現れます。

 地物の特徴をふまえたうえで、どちらが移動しやすいか考えてみましょう。




● 真ん中を横断するルート

 

 このルートを進む場合、3つの森林の中を進み、最終的に空き地を突っ切ってB地点に到達することになります。

 森林は低木の茂みが多いので身を隠すことができますが、敵の弾から逃れるには木の幹に隠れるか地面の起伏を利用するしかありません。

 森林の中で戦闘をするとなると、銃火から身を守る方法がほとんど無いので危険が多いです。

 最後の空き地を突っ切るときに完全に無防備状態になります。

 このルートを通るときは敵に見つからないことが肝心です。



● 端の崖沿いを進むルート

 

 このルートを進む場合、2ヶ所の広い空き地を突っ切り、最後に森林地帯を抜けてB地点に到達します。

 空き地の手前や中間に位置する森林では身を隠すことができますし、ルート上の空き地は短い区間しか通らないので安全に思うかもしれません。

 しかし同じ空き地の中に敵がいたとしたら、その敵からは丸見えになってしまいます。

 たとえ短い区間であっても、そこで敵に見つかってしまえば戦闘になります。丸見えで遮蔽物も逃げ場もない場所なので大変危険です。

 見つかる前に敵を見つけて倒さなければなりません。

 空き地を突っ切れば岩と森林があるため比較的安全です。

 このルートを通るときは敵を見つけることが肝心です。



 さて、どちらのルートを通るほうが正しいでしょうか。



 正解は・・・・・・



 ありません。

 正解など存在しません。

 しかしリスクは存在します。

 どちらのルートのほうがリスクが少ないか。

 実際の地形、プレイヤーの装備、プレイヤーの技術によってそのリスクは変わってきます。

 自分にとってリスクの少ないルートを選びましょう。