移動の基本
移動ルート




● 移動ルートの確認

 GRは巷にあふれている一本道のゲームではありません。

 広いマップの中でいくつかの作戦目標を遂行しなければならないのですが、どの作戦目標からとりかかるかはプレイヤーの判断にゆだねられます。

 まずは安全な場所でコマンドマップを開いて、自分がいる位置と目的地を確認しましょう。

 次に自分が今いる位置から目的地まで、どのルートを通ればいいかをイメージしてください。


 例えば、ミッション1のように崖と森が混在するマップを考えてみます。

 A地点からB地点に向かおうとしています。

 マップの端の崖沿いを進むルート(黄色)と、マップの真ん中の森を進むルート(緑色)の2つに絞ってみました。

 そのルートに潜在するリスクを考えてみましょう。

 




● 真ん中を横断するルート

 マップの真ん中の森を横断するルート(緑色)を選んだ場合、全方位に敵が存在する可能性があります。

 言い替えるなら、敵に囲まれるリスクが存在します。ルート上で敵と交戦したとき、横や後ろから敵の増援が来る可能性があります。

 しかし必ず全方位を囲まれるとは限りません。囲まれるリスクが多い反面、逃げることができる可能性も秘めています。

 



● 端の崖沿いに進むルート

 ではマップの端の崖沿いに進むルート(黄色)を考えてみましょう。

 進行方向の左側が崖なので、敵がいる可能性があるのは右側だけです。単純に考えると真ん中ルートと比べて敵がいる可能性は半分になります。

 しかし囲まれたときのリスクが半分になるわけではありません。むしろリスクは大きくなります。

 もし崖を背にして囲まれら、そこから逃げるのは難しくなります。敵が少数でも簡単に囲まれてしまいます。

 潜在的な敵の脅威が少ない反面、囲まれたときに逃げられる可能性が少なくなります。

 




 では、どちらのルートを選べばよいのでしょうか。

 ルート上の地物を読み取って、さらに煮詰めて考えてみましょう。