1時間目 
       
      指揮官・観測兵とのチームワーク 
       
       
       
       
       
      ● 指揮官とのチームワーク 
       
       COOPにせよ対戦にせよ、指揮官がいれば部隊の統率がとれる。 
       
       とはいえ、それは命令に従う部下がいる場合に限るが、やはり「ごっこプレイ」を楽しむなら指揮官はいたほうがいい。 
       
       ここから下は指揮官=チームリーダーということで話を進める。 
       
       
       
       砲兵と指揮官とのチームワークはとても重要だ。 
       
       その理由は指揮官がコマンド・マップで目標を指示することによって、砲兵は目標の方角を知ることができるからだ。 
       
       
       
       知らない人が多いかもしれないが、指揮官がコマンド・マップで各チームに移動ルートを指示すると、そのチーム員の脅威インジケーターの一番外側にルートのチェックポイントの方向が逆三角形の目印で表示される。 
       
             指揮官がコマンド・マップで砲兵のチームを選択し目標をクリックすれば、砲兵は目標の方向を正確に知ることができる。 
       
       
       
       ただし、そのチームと目標との間に障害物がある場合、一定時間が経過するとパソコンが自動的に障害物を回避したルートを決めてしまい、目標の方向がわからなくなってしまうことがあるので注意が必要である。 
       
       ルートを指示されたら、すぐにその方向を向くようにしたほうがいい。 
       
       
       
       
       
       
      ● 観測兵とのコンビネーション 
       
       以前私が、ある陸上自衛隊普通科の部隊の陸曹に迫撃砲はどうやって狙うのかと質問したことがある。 
       
       その答えは、「狙えない。迫撃砲を撃つときは観測兵が離れたところで着弾を確認して、それを砲兵に伝え、微調整する。つまり観測兵と砲兵のコンビネーションが最も大切だ。」だった。 
       
       
       
       ゴースト・リコンのグレネードランチャーもやはり観測兵がいなければ遠射の着弾はわからない。 
       
       しかも観測兵は有能である必要がある。 
       
       
       
       観測兵が着弾を確認するには、当たり前だが着弾が確認できる場所にいなければならない。 
       
       つまりそれは最前線に近い場所か、または最前線だろう。 
       
       私が思うに、観測兵に必要な能力は、ひとつに最前線でも頻繁に双眼鏡に持ち帰ることができ、なおかつ生き延びることができること。 
       
       双眼鏡は距離を測ることができる。観測兵はこれを使いこなせなければいけない。 
       
       
       もうひとつは、距離感を完璧につかむこと。 
       
       双眼鏡を使わずとも目視だけで敵とのだいたいの距離を知ることができれば、砲兵に着弾の誤差をいち早く報告することができる。 
       
       
       
       さらに、チャットがすばやくできる必要もあるだろう。ブラインド・タッチができ、なおかつアルファベットだけで読みやすい文章を打つことができる能力が必要になる。 
       
       
       
       また、観測兵も砲兵がどのように砲撃するかを知っておけば、何か役に立つに違いない。 
       
       
       
       
       
       
      ● 前線の兵士とのチームワーク 
       
       逆に言えば、最前線の兵士が全員観測兵の能力を身につけていれば何も問題はない。 
       
       
       
       
       
       
      ● 対戦時のチームワーク 
       
       対戦でチームがランダムの場合は指揮官も観測兵もばらばらになってしまうので、自分の力のみに頼るか、少しでも砲撃の話のわかる人が応答してくれるのを願うしかない。 
       
       しかしクラン戦ならば、そんな心配は微塵も無いだろう。クラン戦においてこそ、これらのチームワークの真価がもっとも問われる時だと思う。 
       
       
       
       
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