1時間目
水平な場所以外での角度の補正
● 水平な場所
御存知の通り、ゴースト・リコンのマップには完全に水平なステージがほとんど無い。
水平な部分が多いマップは空軍基地と海軍基地くらいである。
これ以外のマップでは砲撃の際に角度を若干補正する必要があると考えられる。
● 斜面における補正砲撃角度の割り出し
見出しに「斜面」と書いたが、これは地平線(水平線)よりも上または下に目標が位置している場合と定義することにする。
また、水平線と地平線は同じ意味の語句として扱うことにする。
くれぐれも山や丘の稜線を安易に「地平線」と考えないでほしい。
戦闘において、自分が移動したり、目標となる敵が移動することによって、自分と敵との角度は常に変化する。
そのための補正砲撃角度のデータを用意するのは大変な作業であり、もしそのデータがあったとしても実戦でそのデータを探すのに時間がかかるだろう。
今回は水平面の時ほど細かく調べず、簡単な実験のみで補正角度を割り出すことにする。
● 角度の基準点
これは重要なことだが、斜面での砲撃は、基準点(0度)を水平線とせずに、目標を基準とする。
つまり、砲撃する際には、まず目標に0度をあわせ、その距離に応じた角度を加える。
その理由は、実際のマップでは水平線を見つけるのが非常に困難なためである。
そのことを考えて、「GRHQ GL MOD」のGLのレティクルは、視界の邪魔にならないようにマイナスの角度は書いてない。
● 仰角斜面における砲撃
仰角とは水平線より上の角度を意味する。
水平線がわからなかったら目標が仰角か俯角かわからないかもしれないが、これは予想するしかない。
仰角斜面の砲撃を簡単に実験してみた。
実験方法としては、空軍基地のマップで建物の壁についている照明やライトなど、水平線より上にある目標を砲撃してみた。
結果は10度以内だと補正はほとんど必要ない。
つまり、水平の場合と同じと考えて良い。
10度以上でも補正は角度を少し加えるだけなので、3発砲撃するうちに目標に当てることができるだろう。
実際に私が、マルチの対戦で百数十メートル先にある数十メートルの見張り台にいるスナイパーを狙ったとき、1発目は目標をそれたが、2発目で目標至近距離に当てることができた。
(しかし敵の近くに障害物があったため、爆風を防がれて倒すことはできなかった)
● 俯角斜面における砲撃
俯角とは水平線より下の角度を意味する。
これも仰角と同じように、目標が仰角か俯角かを予想するしかない。
俯角の場合は角度の補正がかなり必要になる。
100メートル程度先の目標に砲撃する時でも角度から補正分をマイナスする必要がある。
実験は行ったがデータは出してないので、実際に自分で砲撃してマイナス分を感覚で覚えるしかない。
俯角斜面の砲撃は難しく、3発では目標に当てるのが難しいかもしれない。
だが実戦では俯角斜面での砲撃の場面は多いので、練習する必要があるだろう。
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