ウェポン・ポジション
現時点では、なんと8種類のウェポン・ポジションを考えています!(疾走時などを除く)
なぜこれほど多いのか。
それにはいくつか理由があります。
・クリッピング問題対策(訳注:チートの一種)
・見え方による命中精度への影響
・異なるタイプの武器の自然的なバランス調整
・武器に重さと大きさの感覚を与える
これらは開発ウィキから抜粋したもので、必要条件と参照項目を省いた本質的なものです。
「コンタクト(接敵)」ポジションには以下のような特徴があります。
・オン・ターゲット (訳注:目標捕捉)
・フィンガー・オン・トリガー (訳注:引き金に指を掛けた状態)
・セーフティ・オフ (訳注:安全装置解除)
フル・エクステンション(訳注:腕を伸ばした状態)、照準視界
・より正確な命中精度
・武器保持力の著しい減少 (訳注:銃は重いから構えると疲れますよ、という事)
・視界に武器が入り焦点が合うことによる周囲への注意力の減少 (訳注:車のピラーの死角問題みたいなの)
・武器をぶつける可能性大
フル・エクステンション、非照準視界
左右へ頭を振れますが、エンゲージドとアニメーションは変わりません。
特にスナップショットやCQBにおいて、いつも武器の照準を使うわけではないというのがレディとエンゲージドの違いです。
・正確な命中精度
・武器保持力の減少
・視界に武器が入ることによる周囲への注意力の減少
・武器をぶつける可能性増大
ハンドガン:胸付近で保持する
ロングガン:肩の下の腰の上で保持する (訳注:ロングガン=長い武器のこと ライフルなど)
どちらのタイプの武器でも、照準視界ではありません。
ロングガンではあまり関係してきませんが、ハンドガンではよく関係してきます。
ちなみに、これがハンドガンの非交戦時のスタンダード・ポジションです。
・悪い命中精度
・視界に武器が入らないことによる周囲への注意力の向上
・武器保持力の向上
・ハンドガン:武器をぶつける可能性なし
・ロングガン:武器をぶつける可能性わずか
「安全」ポジションには以下のような特徴があります。
・オフ・ターゲット
・フィンガー・オフ・トリガー
・セーフティ・オン
より視界が広くなるよう、銃口を下方に向けます。
ロングガンにおいて一般的に好まれているポジションで、オフ・ターゲット状態から素早くオン・ターゲット状態に移行することができます。
ロングガンにおける非交戦時のスタンダード・ポジションです。
・射撃がわずかに遅れる
・視界に武器が入らないことによる周囲への注意力の向上
・武器をぶつける可能性著しく減少
肘を体に近づけ、銃口を上方に向けます。
階段や傾斜を上るときなど、ロー・レディでは不相応な状況で使います。
階段や高低差のある状況を除き、一般的に好まれていないポジションで、ロー・レディのほうが好まれています。
・武器の保持力の向上
・視界に武器が入らないことによる周囲への注意力の向上
・フリーハンドによる素早い対応
・武器をぶつける可能性減少
武器を90度回転させて胸の前で保持し、銃口をほぼ垂直に下げ、体から少し離します。
チームメイトや敵以外の者が至近距離にいる状況で使います。
ロー・レディよりも攻撃的ではない姿勢ですが、武器を自在に操作することができます。
ロー・レディやインドア・レディなどと同様に好まれています。
・射撃が遅れる
・視界に武器が全く入らないことによる周囲への最大の注意力
・ハンドガン:武器をぶつける可能性なし
・ロングガン:武器をぶつける可能性わずか
「狭所」ポジションには以下のような特徴があります。
・オフ・ターゲット
・フィンガー・オフ・トリガー
・セーフティ・オン
ハンドガン:腕と武器を体の近くでほぼ垂直に下方に向けます。
ロングガン:腕と武器を体の近くで、脇を閉じて、銃口をほぼ垂直に下方に向けます。
ハンドガンについては、恐らくこれをやめてスルだけにします。
注:自分の居場所を晒さないために、開いた窓などの近くでこれを自動使用にするか、それともプレイヤーの選択にするかどうかは、また決まっていません。
・射撃の著しい遅れ
・安全が確保されたオブジェクトなどを乗り越える場合は、この構えをしなくてはなりません。
ハンドガン:体の近くで腕と武器をほぼ垂直に上方に向けます。
ロングガン:体の近くで武器を低めに保持し、銃口をほぼ垂直に上方に向けます。
・射撃の著しい遅れ、ただしオブストラクテッド・ローほどではない。
レディ状態やエンゲージド状態において、武器をわずかに下げることにより注意力を向上させることができるように、ある程度は武器を動かしたりフリーエイムができるようにしました。
武器の角度や姿勢により、ロー/ハイ・レディからタッピング・エイムができます。
狙い続けるにはエンゲージドとレディを切り替えます。
武器の角度や姿勢により、自動的にハイおよびローのオブストラクテッド・ポジションになります。
恐らく、チームメイトの近くでは自動的にスルの状態になります。
また恐らく、多くの障害物が近くにある場合は半自動的にクロース・レディになります。
開発チームはこの出来に満足していますが、毎度ながら、これで決定というわけではありません。
開発チームはこのシステムを簡単にしようとしていますが、要望により柔軟に対応できるようにしています。
例)狭い場所で180度ほど方向転換するとき、経験豊かなプレイヤーは手動でスルの姿勢をとるかもしれません。周囲の物に武器がひっかかるのを防ぐことができますし、フル・エクステンションならば保持力が上がることでより正確に目標を狙うことができます。
うまくいけば我々のメソッドに沿ったものになります。
訳注:参考動画など
ロー・レディ、ハイ・レディなど
スル
陸上自衛隊による近接戦闘訓練展示
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